TOEICの知名度は日本社会においてかなり高いので、

ほとんどの人は点数を聞けば、その人の英語力を大まかに予想することが出来ます。

しかし、実際にはTOEICのスコアは英語力とどのように関係しているのでしょうか。

この記事では、TOEICの点数と英語の実力の繋がりについてご説明します。

1、TOEICってそもそも何?

TOEICは、Test of English for International Communication のことで、

日本語だと「国際コミュニケーションのための英語力測定試験」と訳されます。

TOEIC試験は何種類かありますが、一般にTOEICといわれているのは、

TOEIC Listening & Reading(L&R)です。

その名の通り、リスニング100問、リーディング100問と、

大きく2つの分野にわたり、合計200問が出題されます。

設問・選択肢ともに全て英語のみで構成されており、マークシートでの回答となります。

出題の内容はビジネスや日常生活に関わることで、ビジネス上のメールのやり取りや、

コミュニケーションに関わる問題が多く出されます。

試験結果は、英検のように合否として出るのではなく、

正解率がスコアに換算され、数字で英語力が評価されます。

最低点は10点、満点は990点となっています。

 

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2、TOEICの点数と英語能力

800点以上あったらすごいんだな~ということはなんとなく分かりますが、

実際にはTOEICの点数はどのように英語力を反映しているのでしょうか。

最低点数10点~満点の990点までと、スコアの幅が広いので、

ある程度の数字で区切っていくことで、英語力の判断がしやすいと思います。

TOEIC公式サイトの情報をもとに以下の通りまとめてみました。

2-1、10~395点

ゆっくりしたスピードであれば、一文のなかのいくつかの単語を聞きとる事が出来るレベル。

簡単な単語をつなげた文章を作り、話す事が出来る程度です。

読み書きの場合、ゆっくり時間をかけて考えれば短い文章を作ること可能です。

英語で意見を述べたり、相手の言っていることを理解するのは難しいでしょう。

 2-2、400~495点

短い文章であれば、見てすぐに内容を理解することができます。

文法の精度は高くありませんが、文章を作ることも可能です。

ゆっくりと話してくれれば、なんとか会話が続くレベルです。

ただし、語彙力が少ないので、コミュニケーションには少し支障があります。

2-3、500~595点

大学卒業時にはこれぐらいのスコアがあるのが理想です。

TOEIC受験者の平均スコアでもあるので、社会人の方はまずこのレベルを目指しましょう。

短い文章であれば、相手とコミュニケーションを取ることができ、

簡単な質問をしたり、身近なテーマにつて話したりするができるレベルです。

2-4、600~695点

ビジネスシーンで使われる簡単な英語を理解することが出来ます。

また、海外でも日常会話程度ならある程度スムーズにコミュニケーションが取れます。

スピードはゆっくりですが、自分の意見を述べたり、議論をする事が出来ます。

2-5、700~795点

このレベルになれば、ビジネス英語を使う事が出来ます。

会議の資料や、メールなどを読んで理解し、自分でも文書作成が出来るようになります。

自分の専門分野であれば、詳しい説明をする事ができます。

ビジネス上のコミュニケーションもスムーズに進める事ができるレベルです。

2-6、800~895点

英語の資料を読み込み、情報を集める事ができるレベルです。

ビジネス英語を使いこなすことができ、自分の意見も英語で表現できます。

海外出張での海外の人とやりとりをしたり、国際的な部門で勤務することが可能です。

日常生活には不自由なく、意思疎通もしっかりすることができます。

2-7.900~990点

ほとんどネイティブスピーカーに近いレベルです。

正しい文法を理解し、豊富な語彙を使いこなせます。

ビジネス上の議論から専門的な文章まで、様々な分野で英語を活用できます。

英字新聞を読んで問題なく理解できたり、字幕なしでニュースを理解できるレベルです。

 

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3、履歴書への記入方法

履歴書には、通常免許・資格の欄がありますので、まずはそこに記入しましょう。

スコア票に記載されている点数と受験日を間違いないよう正確に記載します。

免許や資格の欄は、新しい日付のものが上にきますよね、

ですから、TOEICスコアをアピールポイントとしたい場合は、

一番新しい資格がTOEICとなるよう、応募時期に合わせて試験を受けるなど工夫しましょう。

TOEICの点数に正式な有効期限はありませんが、2年以内の点数を書くことが望ましいです。

さらに自分のスコアをアピールしたい場合は、自己PRの欄に記載することで、

自分の英語力に注目してもらうことができます。

3-1、企業にアピール可能な点数は何点から?

英語を使わない仕事・部署への応募の場合、600点ぐらいあれば記載可能でしょう。

TOEICの平均点は580点程度ですので、それ以上はないとアピールにはならないでしょう。

会社によっては、応募条件にこれぐらいのTOEICの点数があると望ましいなど、

基準を示しているところもありますが、求めているレベルというのは、

業種や企業の方針によって異なりますし、同じ会社内でも部署によって違いが出ます。

やはり転職を考えている人は、受けたい企業がどれくらいの点数を求めているのか、

しっかりとリサーチして、募集条件に合ったスコアを習得することが必須です。

あくまで一般的な話になりますが、金融、メディア、旅行業界ですと700点台、

大手の総合商社ですと800点後半、外資系の投資銀行なその場合は900点以上

というのが目安の点数になってきます。

4、TOEICのスコアに見合うだけの英語力を身に着ける方法

いくらTOEICのスコアが良くても、実生活で英語を使うことが出来なければ、

せっかく勉強してきた意味がありません。

さらに、ビジネスシーンでは、TOEICのスコアの高さを認められて、

海外出張や海外の取引先との商談に参加するチャンスをせっかく得たのに、

いざ外国人を前にすると話せないなんてことになったらかっこ悪いですよね。

ただの数字だけで終わらぬよう、実力につなげていくには、

普段からTOEICの教材以外も活用して勉強することが大切です。

より実践を意識するなら、外国のニュース映像を見たり、

経済系の英字新聞を読んだりすることをおすすめします。

ネイティブが普段耳にし、目にしているものに触れるたりすることで、

より実践的な力、TOEICのスコアに比例する英語力を手に入れることができます。

5、まとめ

ここまでで、TOEICのスコアと英語力の関係についてご理解いただけたことと思います。

これからTOEICの勉強を始める方は自分の目指すレベルをまず定めることが大切です。

既に勉強を始めている方々は改めて自分の目標を再確認してみましょう。

そして、その英語力に対応するスコアを目指していていくのです。

やみくもに高得点を狙っても意味がありませんし、

低すぎるスコアを目指しても、自分が必要とする英語の実践力をつけることができません。

具体的な目標を設定して、効率的に学習を進めていきましょう。

 

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