さまざまな資格や就職に役立つTOEIC試験。TOFLEなどの試験が出てきた今でもその重要性は変わりないと思います。

そのTOEIC試験で私が満点を取った時の気をつけたことを紹介したいと思います。

1.TOEIC満点って何パーセント?

結論から言うと、

リスニング 94%ぐらい

リーディング 96%ぐらい

ということは、全問正解でなくても満点を取ることは可能という事です!

*TOEICは採点方法の詳細を公開していませんので、絶対に正しい数字というのは判明していません。

TOEICはリスニング・リーディングあわせて200問あります。でも満点は990点です。

なぜ?

それは、TOEICは受験者の正答率の統計をもとに、難しすぎて誰も解けないような問題や、答えが2つ以上あって問題としてふさわしくなかったと判断された問題はなかったことになります。

難しい問題は間違えてもカウントされないと考えると少し気持ちが楽になりますよね。

 

2.TOEIC990点を取るとどんなことがよかったか?

・履歴書などに大々的に資格として書くことができる。

― なにか一つでも「私にはこんなアピールポイントがあります」と言える事があると就職活動などで有利ですよね。

・旅行などで不自由なく英語の会話をする事が出来るようにる。

― 満点を取るだけの勉強をしてきたという事は、当然実践能力もついている訳です。

3.リスニング試験で気を付けたこと

3-1 問題の説明、例題などは事前に完全把握

どんな試験にも当てはまることですが、出題方式と回答方法についての説明を事前確認しておきます。

模擬問題のCDなどでは、本番とまったく同じ説明が流れますので、模擬試験の流れとしてではなく、説明部分だけを集中的に何度か聞いておきます。

試験当日に「このセクションはどんな問題だったっけ」などと思い出しているようではあまーい!!

いくら実力があっても、その発揮方法が分からなければ、100%の結果は出せないですよね。

しかも、この試験問題の確認というのは英語力とは全く関係ありません。

誰でもある程度の時間を費やせば、万全の準備ができる訳です。

自分の精神的な負担を減らすためにもちょっと時間をとって準備しておきます。

3-2 リスニングセクションが始まったら、出題説明は聞き流し!

さあ、リスニング問題が始まったら、問題の説明と例題が流れるわけですが、そんなものは聞く必要ありません。

なぜなら、この部分を何度も聞いて既に理解しているから。

試験官の「問題用紙を開いてください」の合図が出たら、リスニング問題後半の問題を読み進めます。

これをすることによって、常に問題の一手先をとらえる事が出来るわけです。

他の受験者がのほほんと問題説明を聞いている間、TOEIC高得点者達は既に問題を解く作業にとりかかっています。

理想の流れは以下の通り。このルーティーンを癖づければ、回答を考える時間を最大限にとることができ、正答率アップに繋がります。

・Part1の説明中→Part3の問題文と選択肢を読む

・Part1の問題を説く

・Part2の説明中→Part4の問題文と選択肢を読む

・Part2の問題を説く

・Part3の説明中→Part3の再確認

・Part3の問題を説く

・Part4の説明中→Part4の再確認

・Part4の問題を説く

 

※ただし、リスニング問題の時間にリーディング問題を解くことは禁止されていますので注意。

3-3 「5W1H」に注目!

リスニングセクションを解くときに、一番重要なのは、問題文を読んだ/聞いた時点で、の趣旨を的確かつ迅速に把握すること! 何が問われているかを一瞬で判断するためには、まず5W1H「(いつ(When)、どこで(Where)、だれが(Who)、なにを(What)、なぜ(Why)、どのように(How)」に注目します。

例えば、「why does the woman say ”I think it’s a bad idea”?」という問題の場合、聞かれているのはなぜ(Why)という部分です。

このような場合、流れる会話の中の”I think it’s a bad idea”というセリフの前後にこの発言をした理由づけが絶対にあります。

また、問題分の中「the woman」や「the man」という性別が判明出来るフレーズがあった時はラッキーです!問題に「the woman」とあれば、女性の声に特に気を付けて会話文を聞けばいいのです。

このように、注意深く聞くべきポイントを会話文を聞く前に把握しておくことで、不要な部分はさらっと聞いて、重要な所だけ神経を集中するという事が出来ます。

目が回りそうなリーディング問題が次に待っていることを考えると、試験前半で気力を温存しつつ解き進める事はとっても大切です。

3-4 好きな曲、映画、youtube、楽しんで聞けるもので耳を英語に慣れさせる

どんな媒体でもいいので、とにかく楽しんで聞ける自分だけの教材を探します。

出来れば、文字で歌詞/会話の内容などが見れるものが好ましいです。

例えば、好きな曲を歌詞を見ながら何度も聞くとか、好きなユーチューバーがいる場合には、字幕をオンにして動画を何度も見るとか。

たくさん英語をきいて、耳を英語の音に慣れさせるというのは良く聞く話ですが、これは高価なリスニング教材を購入しなくても自力でできます。

そもそも、よくある単調な声で単語や会話文を繰り返しているようなリスニング教材はやった気にはなりますが、実際はあまり頭に入っていなかったり、全然続ける気にならなかったり、それでは全く意味がありません。

耳を慣らすには、継続して、生活の一部として長期的に続けられるものを探すのが一番!通勤時間やちょっと空いた時間に気軽に楽しみながら聞けるものを探します。

せっかく勉強するなら、その過程を楽しみたいですよね。

 

4.リーディング問題で気を付けたこと

4-1一問にかける時間を計算して把握

リーディング問題は全部で100問。回答時間は75分です。かなりの速度で読み進めていかないと、全問解く事ができません。

問題に夢中になっているといつの間にか「えっ、残り時間あと少ししかないのに、ぜんぜん回答できてない」なんて事になりかねません。

そこで、一問の目安の時間、書くセッションの目安の時間を設定し、時間を気にしながら解いていくことによって、計画的に回答することができます。

人それぞれ得意分野は異なると思いますが、日本人は一般的に文法問題を得意とし、長文問題が一番苦手だと言われています。

Part5とPart6の文法問題を早めに問いてPart7の長文に最も時間を割く場合の時間配分の例は以下の通りです。

  • Part5:40問10分(1問約20秒)
  • Part6:12問15分(1問約20秒)
  • Part7:48問50分(1問約1分)

この時間を目安として問題を解き進められれば、理論的には時間内に全て回答できるはず!

最悪の場合、Part7のどうしても分からない問題は1,2問ぐらいなら捨てる!こともあります。

 

4-2 スピードアップのトレーニング、長文はスピード+的確に情報を掴むことも意識

目安の回答時間内で問題をこなすには、いかに早く解けるかを追求して練習する事が大事!一つのセクションを通して集中力を切らすことなく、テンポよく進められるようトレーニングすること。

そのためにはとにかく反復練習。色々なパターンの問題に触れることで、当日どんな問題がきてもどっしり構えられるように。そして、練習の段階から常に時間を意識して解く。

だらだらと時間をかけて解くのでは、本番と状況が違いすぎて意味がありません。

模擬試験はもちろんのこと普段の勉強の段階から速度を意識して解くことは、本番で時間という無言のプレッシャーへの抵抗力を付けることになります。

長文問題に関しては、速さに加え正確に文章を把握する練習を積む。

1つの本文から複数の問題が出される長文問題では、問題ごとに本文に戻って何度もじっくり読み返していてはとても時間が足りません。

書かれている情報を的確にとらえ、問題分の回答となる部分を瞬時に抜き出せるための練習が必要です。練習の度に、今回本文を読見返す回数は3回までなど具体的な目標を設定します。

 

4-3 長文問題では、記事を読む前に、まず問題文と回答を読む。

長文問題で始めにすることは、問題分と回答を読む事!理由はリスニングと同様、本文を読むにあたり着目するポイントを事前に把握することで、より効率的に解き進めるためです。

また、単語の意味を問う問題については、本文を読まなくても答えが分かることが多いので、これはサービス問題と言えるでしょう。

このタイプの問題については、答えを決めておいて、本文を読み進める中で自分の答えを再確認するぐらいで十分です。

残りの問題については、リスニング同様、5W1H「(いつ(When)、どこで(Where)、だれが(Who)、なにを(What)、なぜ(Why)、どのように(How)」を確認した上で、本文を読み進めます。

読んでいる中で、5W1Hにかかわる記述があれば、そこは答えになる確率が高いので、前後の文脈を注意深く読みます。

やみくもに答えを探すより、このほうが時間短縮になります。

難易度が高く、処理しなければならない情報が多いからこそ、計画的に、効率よく進める事がリーディング攻略のコツだと言えるでしょう。

5.使用した教科書・参考書

購入が必要なのは「TOEIC公式問題集」のみ!

この公式例題集を何冊か買ってとにかく問題を解きまくる。

単語や文法の練習は正直お金をかけてテキストを買わなくてもアプリや無料のウェブサイトなどで十分カバーできます。

6.まとめ

TOEICって、思っている以上に精神的要素が結果に影響します。本番当日、自分の中で「今日までやれることはやった」と思って試験開始できるよう、コツコツ勉強を続けることが重要。

自信を持って臨めれば、問題数や時間の制限に圧倒されることなく、平常心で問題に取り組めるはずです。

自分に合った学習法を見つけ、楽しんで勉強を続けることは自信につながり、TOEICスコアアップはもちろんの事、英語の実力アップも達成できるのではないでしょうか。