年末も近くなってくると、仕事においてもプライベートにおいても忙しくなってくる頃ではないでしょうか?

この時期になると年末調整という言葉をよく聞きますよね。

会社員として生活をしていると、納税という手続きは、会社が代わりに行ってくれるため、毎年必要書類を提出するくらいであまり意識をすることはないかもしれません。

でも条件によって知っておくべきことがあります。

例えば家族の誰かが留学をしていて日本にいない場合。

なさそうで結構あるシチュエーションでもあります。

そういえばうちは該当する、また今後その予定があるという方もあるかもしれません。

今回は留学時に気になる年末調整について、そして扶養控除の対象になる条件などについてご紹介いたします。

年末を迎える前にチェックしてみて下さいね。

留学しても扶養控除を受けられる


例えばお子さんが留学をしているという場合、留学しても扶養控除は受けられます

日本の税制では、特定の条件を満たす扶養家族がいる納税者は、扶養家族一人について扶養控除を受けることができます。

年齢は16歳以上が対象です

扶養家族が留学する場合でも、条件をきちんと満たしている限りは、扶養控除を受けることができることになっています。

ではその条件とはどんなものなのでしょうか?

扶養控除の条件となる扶養親族とは?


では、扶養親族とは何かというところから触れてみましょう。

扶養親族とは、以下の要件を満たす、そして何末の時点で16歳以上人が対象となります。

配偶者以外の親族(6親等内の血族および、3親等内の姻族)

児童福祉法の規定による里子や老人福祉法の規定により、市町村長から養護を委託された老人

納税者と同一生計であるということ

1年間の合計所得金額が38万円以下であるということ
給与のみの場合は給与収入が103万円以下、また、青色申告者の事業専従者として、その年一度も給与の支払を受けていないこと、または白色申告者の事業専従者でないということ。

事業専従者ではないということ。

納税者に上記の要件を満たす扶養親族がいると、扶養控除という所得控除を受けることができます。

同居をしているかどうかは、扶養親族の条件ではないのです。

そのため留学している場合でも、生活費を負担したり、扶養親族としての条件を満たす場合には、扶養控除を受けることができるというわけです。

一般的に扶養親族というと、同居している子どもというイメージを持ちがちですが、それだけではないということですね。

必要な提出書類はあるの?


では次に必要な提出書類についてです。

留学が1年以上継続する場合には、「送金関係書類」と「親族関係書類」の提出が必要になっています。

留学が1年未満の場合には、提出義務はありません。

では、これらの書類とはどんなものなのでしょうか?

送金関係書類

送金関係書類とは、国外居住親族の教育費や生活費に充てるための支払いを行ったことを、証明するための書類のことをいいます。

これは国外に住んでいる家族に支払いをしてということを証明できる書類で、金融関係の書類またはその写しを提出することになります。

これから留学を予定されているご家族がいる場合は、かならず写しを保管しておくようにしましょう。

また、クレジットカード発行会社の書類もしくはその写しも必要になります。

国外に住んでいる家族が商品を購入した時の購入代金に当たる金額を納税者から受け取った、ということを証明する書類が必要になります。

以上が送金関係書類です。

親族関係書類

その国外居住の家族がその納税者の親族であることを証するもののことです。

戸籍の附票の写し、旅券(パスポート)の写しを提出します。いずれかは不可でどちらかも必要です。

外国政府又は外国の地方公共団体が発行した書類。

その国外居住親族の氏名と生年月日、住所又は居所の記載があるものを提出します。

送金関係書類に関して注意すべきこと

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送金したということを証明する書類が必要になるということなので、現金で手渡した場合は扶養控除を受けることができなくなってしまうので注意が必要です。

なので、金融機関を通しての一括送金をしましょう。

また、一括送金で注意をしなければならいことは、仮に国外居住の親族が2人いる場合、ふたり分をまとめて送金してしまうと、一人分だけの送金関係書類の適応になってしまいます。

そのため国外に居住している親族が2人以上いた場合には特に注意が必要です。

まとめ


今まで、普通に会社に提出していた年末調整でも状況が変わってくるとそれなりに準備も必要です。

家族に留学している子供がいる場合は、今回ご紹介した書類が必要になります。

扶養控除の申請をする場合は、書類等準備を忘れないように保管、または入手しておきましょう。

もし書類が揃わないと受けられなくなってしまうので注意が必要です。

今現在留学しているご家族がいる場合、これからその予定がある場合、参考にしてみてくださいね。